名人は上手の坂をひと登り
2010-03-15


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円生さんの落語の中に、こういう話が出てきます。
よく「あの人は名人だ」なんてぇことを言いますが、本当の「名人」というのは、そう居るもんじゃない。『名人は上手の坂をひと登り』というぐらいで、そりゃあ、名人とただの上手では、格段の差があります・・・

ちょっと「上手」とか言われていい気になっていると、とんでもないしっぺ返しを喰う、ましてや、「上手」にも達していない分際で手を抜いた練習をしているようじゃ、先行き見込みはない、という厳しい意味が込められています・・・

・・・というのが、先日、あるライブのお手伝いに行って、初見の楽譜でソロをやった後の感想です。自己採点80点・・・。100点以外は0点のつもりでやらないと、結局は自分自身が後味の悪い思いをするだけ、と分かっているのに・・・。

ということで、まっさらだった12ヶ月カレンダーも、1月、2月が消され、はや3月も半ば。しかし、逆に言えば、まだ3月半ば。年に何度でもリ・スタートしましょう。なんせ、今年のスローガンは「思い立ったが吉日」、だったし。
[抽象]
[風景]

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