『♪わがままは バンマスの罪〜』
2023-05-25


禺画像]
<キャバレーバンドのハラスメント>

現代社会では、ハラスメントに対して厳しい目がむけられている。そこで、かつてキャバレーバンドで横行していたハラスメントについて考察してみる。

【アドハラ】
「おい、お前アドリブやれ」と、まだアドリブに対して未熟な奏者に、突然ステージでアドリブを強要する行為、アドリブ・ハラスメント。

【リハハラ】
予定外に「明日、4時からリハ(リハーサル)な」と、リハが必要とも思えない歌手のリハーサルを突然言い出す行為、リハーサル・ハラスメント。

【マジャハラ、ポカハラ】
休憩中に「おい、メンバーが足りんから、お前も入れ」と、マージャンやポーカーに無理矢理引きずり込む行為、マージャン・ハラスメント、ポーカー・ハラスメント。

【スモハラ】
休憩中にメンバーが観ているテレビを、「お、今日から相撲や」と、誰に断りもなく相撲中継にしてしまう行為、相撲ハラスメント。

【メロハラ】
アドリブ担当の2番奏者に「ちょっとこれ吹いて」と、ド演歌のメロディを吹かせ、「お前、色気無いな」と、なじる行為、メロディ・ハラスメント。

【セクハラ】
有名な歌手のリハーサル中に、サックス、トランペット、トロンボーンのうち、一つのセクションだけを指名して、同じ箇所を何回もやり直させる行為、セクション・ハラスメント。

キャバレーバンド、そしてそれを束ねるバンマスがほぼ消滅した現代では、これらのハラスメントを見ることはなくなった、サビシイ、いやメデタイ限りである。

そこで本日の一言、
『♪わがままは バンマスの罪〜』

参考:チューリップ/「虹とスニーカーの頃」

アクセスランキング: 266 位
[ジャズ]
[静物]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット