『句あれば駄句あり』
2025-09-08


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<シン・解釈>

古典俳句に対し、現代的な解釈が発表されたのでその一部と、それにインスパイアされて出来た句を紹介したい。

【古池や 蛙飛び込む 水の音】
「水の音」は静寂を表しているのではなく、水の冷たさを表している。池の水が熱湯のようになっている現代との差を感じる句である。
派生句:『古池や 蛙飛び込む お湯の音』

【夏草や 兵どもが 夢の跡】
いくら刈り取っても生えてくる夏草を諦めて放置しているという、猛暑の様子が詠み取れる。
派生句:『雑草や 兵どもが 夢の跡』

【柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺】
柿の実の値段の高さを「鐘」に「金」をかけて表していて、庶民の悲哀を感じる。
派生句:『柿くえば 金が無くなる 法隆寺』

【すずめの子 そこのけそこのけ お馬が通る】
野性の鳥より人間に役立つ馬のほうが大事だとする句。
派生句:『すずめの子 そこのけそこのけ 競馬馬が通る』

なお、これらの新解釈と句に関して当ブログは一切関知しません。

そこで本日のひと言、
『句あれば駄句あり』

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