バンドマンの為の国語辞典(ち)
2017-10-23


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ちい【地位】
社会の中で占めている位置や位。“金”の対極にあってバンドマンにとって「実態のない価値」の最たるもの。
「地位と金だったらどっちを取る?」「そりゃあ“地位”」「どうして?」「“地位”があれば、“金”が思いのまま」

ちがいほうけん【治外法権】
所属する組織の権限が及ばない優遇された立場。「店の偉いさん」の子供がバンドマンになってバンド内で好き勝手に振舞ってもバンマスが叱れないようなこと。

ちからまかせ【力任せ】
体を鍛えることを目的とした楽器の演奏方法。音楽を体育系の活動と思っている 学校のサークルで見受けられる。

ちくでん【逐電】
バンドマン用語で「ドロン」。バンド全員の給料や他人の楽器などを持ち逃げして行方をくらますような行為。

ちしきとちえ【知識と智恵】
他人の提供する情報から得るのが知識、その情報を元に自分自身の力で得るのが知恵。
1)楽譜を読めるのが知識、それを自分流に解釈して演奏出来るのが知恵。
2)金をうまく貯めるのが知識、その金を有効に使うのが知恵。
3)浮気がバレるとヤバいと知っているのが知識、バレないようにやるのが知恵。
4)酒は百毒の長だと意見するのが知識、酒は百薬の長だと言いくるめるのが知恵。

ちじょ【痴女】
男性が一度は出会ってみたいと願う女性。

ちーた【チータ】
水前寺清子のニックネーム。歩く時に「3歩進んで2歩さがる」という非効率的な歩き方を することで有名な演歌歌手。

ちつじょ【秩序】
ジャズをつまらない音楽にするための理論的拘束。

ちみもうりょう【魑魅魍魎】
人間社会に住み着いている妖怪や化け物などの総称。人間に姿を変えて「政治家」、「慈善家」、「バンマス」、 「ジャーマネ」などと名乗っていることが多い。

ちゃらんぽらん【チャランポラン】
楽器の音色のオノマトペ(擬音語)。バンドマンが得意とする打楽器、「ワカラーン」、「シーラン」、「ゴマカス」、「アヤ・フヤ」、などの楽器が発する音色。

ちゅうかんさくしゅ【中間搾取】
店からバンドマンに支払われる賃金を途中でジャーマネがこっそり上前をはねるような行為。

ちりとてちん【チリトテチン】
知ったかぶりをする者を懲らしめようと、 腐った豆腐を「長崎名産・チリトテチン」と称してペテンにかけて食べさせる、という内容の上方落語、江戸落語では「酢豆腐」。よそのバンド部屋で知らない食べ物を出されたらむやみに手を出すな、という教訓の落語。

ちりめん【縮緬】
1)縮れて柔らかい感触を持つ布地の一種。
2)縮れていやらしい感触を持つビブラートの一種。ビブラートの基本(かけるスピード、幅、強弱、音色)を無視して微細に音を揺らすだけのビブラートのこと。バンドでは「あいつアドリブはいいけど、メロディは吹かせられん、チリメンだから」、のように使う。
[模写]
[ジャズ]

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